京都発、創業15周年を迎える「サムギョプサル専門店ベジテジや」が、ブランド初の韓国惣菜デリカを併設した新業態「韓国屋台とパンチャンショップ ベジテジや 学芸大学店」を2021年7月15日(木)にグランドオープンした。
韓国では定番の屋台料理『タッコチ(닭꼬치)』。「タッ(닭)=鶏」「コチ(꼬치)=串」が名前の由来で、韓国では屋台を中心に専門店もあるほど定番の韓国グルメ。しかし、独自の焼鳥文化が根強い日本では、新大久保はもちろん全国的にも取り扱い店舗がほとんどないと言っていい程まだまだ知られていない、知る人ぞ知る韓国グルメの一つだ。
日本の焼鳥との最大の違いは『タレ』。香ばしい炭の香りと自家製「秘伝のヤンニョム辛味ダレ」の甘辛で濃厚な味わいが食欲を掻き立てます。ベジテジやでは、店頭に専用の焼き台を設置し、屋台とデリカの両方で本格的なタッコチを提供する。
韓国のタッコチといえば、部位はモモが主流でサイズは日本の倍以上と大きめでその分価格も高め。そこでベジテジやでは、日本の焼鳥文化を取り入れ、価格とサイズを日本の一般的な焼鳥に合わせたうえで、韓国では馴染みの少ないセセリや鶏皮などの日本で人気の部位を新たにラインナップした。また、鶏の他にもベジテジや名物「サムギョプサル串」、韓国らしい「チュクミ串(イイダコ)」「チーズタッカルビ串」などバラエティ豊かなコチを提供する。
「包まぬ豚は、ただの豚。」をキャッチコピーに、“包む”という体験価値にフォーカスし、独創的な唯一無二の「サムギョプサル専門店」を追求してきたベジテジやは、2006年の創業以来15年に渡り、韓国の日常食・大衆食の定番であるサムギョプサルを中心に韓国食文化の魅力を伝えることに尽力してきた。
近年、日本は第4次韓流ブームの真っただ中とされ、韓国ドラマやK-POPなどのエンターテイメントのみならず、トレンドグルメに必ずと言っていいほど韓国グルメがラインナップするなど、改めて韓国料理に注目が集まっている。
そんな中、ブームやトレンドに左右されない「本物志向」をコンセプトに、“韓国食文化の魅力をより身近に”との想いを実現するため、15周年という節目を迎える2021年を起点とし、この度新業態として初のデリカブランド『パンチャンショップ』を立ち上げることになったという。
店舗の場所は、東急東横線「学芸大学駅」から徒歩1分(住所:東京都目黒区鷹番3-3-2学大市場内)。7月リニューアルを遂げる高架下の商業施設「学大市場」内に位置する。
本場韓国の屋台「ポジャンマチャ(通称:ポチャ)」を再現したデザインの店内に開放的な屋外席も完備し、韓国さながらの雰囲気を体験できる。
(文/コリアコリア編集部、写真/ゴリップ広報資料より)