映像配信サービス「dTV」が、新しく配信する韓流作品の本数を増やし、韓流ジャンルの強化を図っている。6月配信開始の韓流コンテンツの特徴として、ラブコメ作品を豊富にラインナップした。
癒し系俳優として高い人気を誇るチ・ヒョヌが主演を務め、シェアハウスを舞台に住人たちの恋模様をポップに描いた韓国ドラマ「恋愛は面倒くさいけど寂しいのはイヤ」をはじめ、医師たちのちょっぴり切なくも甘い恋愛を鮮やかに描いた韓国ドラマ「ロマンスは命がけ!?」などが登場。
さらに、韓国の男性アイドルグループHighLightのドゥジュンが主演するタイムスリップファンタジー時代劇「ポンダンポンダン 王様の恋」なども配信開始。大人気男性アイドルグループEXOのスホ主演の、死ぬ運命のアイドル歌手と死神少女が描く感動のピュアラブファンタジー「宇宙と星の恋 ~三つ色のファンタジー~」もラインナップされている。
▽「恋愛は面倒くさいけど寂しいのはイヤ」(全10話):
主人公の恋模様はもちろん、“こんなシェアハウスに住んでみたい!”と思わせるおしゃれな空間に住む個性的な住人たちが悩みや葛藤から成長していく姿も見どころだ。
小説家志望のイ・ナウン(キム・ソウン)は、なかなか芽が出ず校閲のアルバイトで生計を立てていた。仕事も行き詰まる中、住んでいたアパートが老朽化で住めなくなった彼女は、男友達のカン・ヒョンジン(ゴニル)が暮らす高級シェアハウスに居候することに。そのシェアハウスで出会ったのは、以前ナウンが路地裏で偶然遭遇した、恋人に暴力を振るうサイコパス男のチャ・ガンウ(チ・ヒョヌ)だった! しかし、それはナウンの勘違いで、実は精神科医のガンウが、患者に演技療法を施していただけ。勘違いに気づかないままガンウに冷たく当たるナウンに対し、その反応を楽しむようにからかうガンウ。人生が上手くいかず恋愛どころじゃないナウンと、過去のトラウマから恋愛に踏み出せないガンウに、ナウンを献身的に支えるヒョンジン、さらにひと癖あるシェアハウスの住人たちの恋模様が絡まって織りなすラブコメディの行く末は?
▽「ロマンスは命がけ!?」(全23話):
主演ドラマも多く、俳優のイメージが強いチ・ヒョヌですが、もともとはミュージシャン。本作で何度か出てくるギターを弾く姿にも注目だ。
事故から職場復帰を果たした神経外科医のスンジュ(チ・ヒョヌ)。かつての温厚な姿は消え、キレまくっては怒鳴り散らし、感情が制御できなくなってしまった。スンジュの豹変ぶりに周囲の人たちも戸惑いを隠せないが、内分泌内科医のイナ(イ・シヨン)だけは違った!異常なホルモン分泌が原因だと信じ、研究対象としてスンジュに治療を勧めるため追いかけ回すが、なんだか気になる…?一方、スンジュは親友の事故死の原因を作った張本人がイナだと信じて疑わず、あの手この手を使って復讐する。そして、イナが住む家を奪い取ろうと企み、謎の同居が始まる!しかし、次第にイナがひどいことをするような人間には見えなくなり…。むしろ、一緒にいて安心する?これって恋?そんな中、兄弟同然に育った神経外科医のジェファン(キム・ジニョプ)がイナに告白し…。
▽「ポンダンポンダン 王様の恋」(全10話):
人気アイドルグループHighLightのドゥジュンの韓服姿を見ることができるラブコメ時代劇。短尺ながらも、しっかりとしたストーリーと胸キュンシーンがギュッとつまっている。
数学が苦手な高校3年生のダンビは、たった一度の試験で人生が左右されることに嫌気がさし、大学入試当日、試験から逃げ出してしまう。 雨の降る中、行く当てもなく公園で佇んでいたダンビは、水たまりを見つめているうちに引き込まれるように足を踏み入れ、そのまま水中へ飲み込まれる。 そして、水面から顔をだすと、そこはなんと、朝鮮時代の王宮だった…!? 成り行きで世宗に数学を教えることになったダンビは、宦官に間違われ内侍として世宗に仕え始めるが…。
▽「宇宙と星の恋(~三つ色のファンタジー~)」(全12話):
1話15分前後の短尺ドラマですが、ストーリーの展開も早く、最後にしっかり回収される伏線がちりばめられていて、気軽に楽しめる。
死神ビョリ(ジウ)は、生前からのファンだった歌手ウジュ(スホ)の追っかけをしていた。ある日、近々ウジュが死ぬ運命にあることを知ったビョリはショックを受ける。また、死神という立場でありながらウジュを助けてしまったビョリは死神職を解雇され、条件付きで人間に戻ることに。一方、ウジュは新曲を出しても一向にヒットせず、世間からも冷たくあしらわれていた。曲作りに行き詰まったウジュは、自分を好きだと言いつきまとうビョリを利用してラブソングを作ろうと考えるが…。
(文/コリアコリア編集部、写真/エイベックス通信放送広報資料より)