学研ホールディングスのグループ会社、学研プラスは、2021年4月29日に発売した語学書「3日で終わる文字ドリル 目からウロコのハングル練習帳 改訂版」が増刷することになった。
現在日本には「第4次韓流ブーム」が到来している。2020年春の緊急事態宣言発出以降、自宅で過ごす時間も増え、K-POPを聞いたり、韓流ドラマを見たりして過ごす人が増えたのがこのブームを生んだ大きな要因だ。そんなブームの中で韓国のカルチャーに触れ、歌詞や劇中に現れるハングルに興味を持った人も多いと言われている。
興味はもったものの、そんな初学者のみなさんに立ちはだかるのは文字(=ハングル)の壁だ。丸や棒が複雑に組み合わさったハングルを見て、「うわぁ、これはダメだ」とあきらめかけている人も多いと聞く。
旧版は発刊以来、ハングルに苦しむ学習者を救い続けてきたベストセラー。発行部数は10万部を突破している。そんな読者から、これまでに寄せられた要望を受け加筆、修正し、デザインを一新したのが今回の改訂版だ。168ページというコンパクトなページ数の中に、韓国語を学び始めたみなさんの前に立ちはだかる文字や音の壁を突破するための内容をしっかり盛り込んでいる。「ハングルが読めた!」「わかった!」「これならできる!」と感動の声続出の書籍だ。
著者の八田先生が改訂にあたって掲げたコンセプトは「せっかく学ぶなら、楽しくやろう!」。文字のなぞり書きや書き込み練習といった語学書の定番トレーニングはもちろん、著者ならではの遊び心に富んだトレーニングが満載だ。
ゲームのような練習問題、突如差し込まれる創作話、読者を惑わせるどんでん返しなど、さまざまな工夫や仕掛けが凝らされている。仕掛けに翻弄されながら本書を読み終えた後、「ハングルが読める!」と感じられるようになっているはずだ。
学習をさらに盛り上げてくれるのは本文イラストだ。大ヒット映画『花束みたいな恋をした』の劇中作品でおなじみの朝野ペコさんによるもの。本書に登場する素敵なイラストにも注目だ。
販売価格は1,650円(税込)。
(文/コリアコリア編集部、写真/学研ホールディングス広報資料より)