「週刊朝日」の表紙とカラーグラビアを、2021年Netflix配信の韓国ドラマで最大のヒット作との呼び声が高い「ヴィンチェンツォ」で主役を務めるソン・ジュンギが飾った。アジアで大ヒットを記録した韓国ドラマ「太陽の末裔」(2016年)でも知られる35歳は、今回は新境地となるダークヒーローに挑戦。新たな“沼”にハマる人が続出しそうなその魅力に、カメラが迫った。役者人生の転機となった今作とどう向き合ったのか、インタビューも楽しめる。
その他、コロナ後の変化に完全対応した「死後の手続き」2021年版、接種は“上級国民”から? との疑念を招きかねない「ワクチン格差」問題、ちょっとだけ気の早い「おめでとう阪神」と、密度の濃い特集が盛りだくさん。作家・林真理子さんの対談ページには田原俊彦さんが登場。還暦を迎えても変わらぬハイテンショントークを繰り広げている。
発売日は2021年6月22日。販売価格は440円(税込)。

Netflixのランキング上位を維持し、ポスト「愛の不時着」とも評価される韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」。2021年2月に配信が開始されて以来、斬新な設定とさまざまな要素が絶妙にミックスされた魅力で、ハマる人が続出している。作品名のヴィンチェンツォは、主人公の名前。韓国生まれのイタリア育ち、今はイタリア・マフィアの顧問弁護士(コンシリエーレ)という立場で、法で裁けない相手に対してマフィア流のやり方で悪に立ち向かっていくというストーリーだ。
本作がヒット作となったのはなぜなのか。また、抜群の存在感を示す主演のソン・ジュンギの魅力とは。本作にハマった一人だという歌人の俵万智さんや、韓流ドラマや華流ドラマに詳しいライターの小田香さんとともに読み解いていく。ソン・ジュンギさんと作品の名場面を集めた巻頭グラビアと併せて読めば、あなたはもう、“沼”に足を踏み入れているかも……。
(文/コリアコリア編集部、写真/朝日新聞出版広報資料より)