スイス・チューリッヒに本社を置く世界最大の機内食会社ゲートグルメが、国際線ファーストクラス機内食「WRLD FLVRS (ワールドフレーバー)」から韓国料理「タッカルビセット」と「キムチ-チムセット」を発売した。韓国人シェフが作る本場の韓国料理を、湯煎するだけで簡単に自宅で堪能できるという。スープや副菜もセットになっており、色とりどりの韓国料理が食卓を華やかに盛り上げる。
タッカルビは、韓国北部の代表的な料理。「タッ」とは鶏のこと、つまり「鶏カルビ」という意味。韓国唐辛子ペーストと12種類のスパイスで漬け込んだ鶏肉をSous Vide (低温真空調理法)を用いて、肉は柔らかく、辛さの中にも奥行きのある味わいに仕上げた。
シェフ特製のカルビソースと混ぜ合わせたエゴマの葉、キャベツ、ニンジン、サツマイモはオーブンでじっくり調理されている。
キムチ-チムは韓国では人気料理の1つ。韓国語で「チム」とは蒸し料理を指す。豚肉、熟成したキムチ、にんにく、ねぎ、生姜を混ぜ、長時間蒸し焼きにしている。
千葉県香取市のブランド豚 “恋する豚” のバラ肉を、熟成したキムチと野菜に和え、Sous Vide (低温真空調理法)で 16時間調理することにより、この古典的なレシピを現代風に作り変えた。低温真空調理法が料理の甘みと辛さを引き出す。豚からあふれる旨みとキムチの酸味がベストマッチだ。
シャキシャキとした甘辛いレンコンはキムチ-チムセットのアクセントになり、食感の変化を楽しめる。
ゲートグルメはスイス・チューリッヒに本社を置く、世界最大の機内食会社(gategroup Holding AG)。日本では成田・羽田・広島に自社工場を持ち、世界各国のエアライン、政府専用機、VIPチャーター機の機内食を製造・搭載している。
(文/コリアコリア編集部、写真/ゲートグルメジャパン広報資料より)