東京で「第20回南北コリアと日本のともだち展」開催、日本のNGO主催

北朝鮮との平和交流を継続的に実施している日本のNGO南北コリアと日本のともだち展実行委員会が、朝鮮半島をはじめとする子どもたちが参加する絵画展を開催する。
開催日は6月4日~6日。会場は アーツ千代田 3331(住所:東京都千代田区外神田6丁目11-14)(東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分)。
「21世紀を平和の世紀にしたい」という願いから、2001年にスタートした「南北コリアと日本のともだち展」では、韓国、北朝鮮、中国、そして日本に住む子どもたちの絵とメッセージの交換を通して、心と心をつないできた。
20周年記念ギャラリートークイベント(6月5日14:00~17:00)も開催する。

▽絵画展:
作品展示:「わたしがつくる未来」 朝鮮、韓国、中国からインターネット経由で送られてきた絵と日本の子どもたちが描いた絵を展示。
特別展示:「ともだち展の20年」 これまでに各地から寄せられた絵やメッセージを、20年のあゆみとともにふり返る。
共同制作:「空にとどける みんなのねがい」 韓国、中国、日本から、願いを書いた色とりどりの布が届いた。

▽トークイベント:
第一部「東アジアの平和のつくりかた」(14:00-15:15):
ゲスト:浜田桂子さん(絵本作家)/聞き手:今井高樹(JVC代表理事)。絵本づくりを通して、こどもたちに平和な未来を託したい、と取り組まれてきた浜田氏。韓国・中国の絵本作家と築いた関係のこと、ピョンヤン訪問時のエピソードなどを伺いながら、この地域の平和づくりについて改めて考える。
第二部「ともだち展の20年をふりかえる」(15:30-17:00):
聞き手:金敬黙さん(早稲田大学)。
パネル:チェ ヘギョンさん(オリニオッケドンム事務総長)、金聖蘭さん(東京朝鮮第五初中級学校教員)、筒井由紀子(ともだち展事務局長)。
こどもたちの出会いと交流の場を作り続けて20年。その成果と課題、子どもたちの出会いに立ち会いながら、私たちが考え、学んだこととは。「ともだち展卒業生」や国内外の協力者とともに、20年の軌跡をふり返る。

(文/コリアコリア編集部、写真/日本国際ボランティアセンター広報資料より)

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