韓国と言えば「韓ドラ」が真っ先に思い浮かぶが、日本のゆるキャラに負けず劣らず、可愛いキャラクターも多い。眞露のマスコット「ヒキガエル」などが有名だが、ロッテワールドのメーンキャラクター、ロッティー(Lotty)とローリー(Lorry)を知ってるだろうか。
日本では露出度が低く、あまり知られていないロッティーとローリーだが、けっこう可愛い。
ロッテワールドは、ソウル蚕室駅(2/8号線)直結で、屋外だけでなく、室内にも多くの乗り物があり、雨でも一日中楽しめる遊園地だ。開園は1989年7月。ソウル首都圏ではエバーランド、ソウルランドとともに人気だが、交通の便、利便性、その立地条件は群を抜いている。
日本で韓国旅行をした人に話を聞くと、「2泊3日程度の短期観光旅行では、なかなか訪れる機会がない」との答えが返ってくる。ただ、蚕室には有名なレストランも多く、夕食を兼ねて数時間だけでも訪れてみるのも良いだろう。日本の遊園地に似ているが、雰囲気はちょっと違う。そんな似て非なる雰囲気を味わうのも楽しい。
ロッテワールドには、▽芸術家のネコ「トゥールーズ」▽ドイツのブルドックおじさん「バーガーマイスター」▽モロッコのやさしいロバ「ディガードンキー」▽北極からやってきたかわいいクマ「ホワイトベア」▽華やかで美しいネコ「シャロンキャット」▽バイオリニスト「フィドラー」▽常に笑顔を絶やさないカバ「ジェニーヒッポ」――など、多くのキャラクターがいる。
日本では出会うことができない、自分好みのマスコットキャラクターグッズを手に入れたりするのも楽しい。別の角度から韓国旅行のアレンジをしてみると違った世界が見えてくるはずだ。新たな楽しみの一つとして検討してみてはどうだろうか。(H)
(写真/ロッテワールド)