「K-POPはなぜ世界を熱くするのか」、オカモトレイジが語る刊行記念イベント開催へ

OKAMOTO’Sのドラマーで日本音楽界随一のK-POPファンであるオカモトレイジと「K-POPはなぜ世界を熱くするのか」著者であり2020年韓国から帰国した田中絵里菜、同世代の2人による一夜限りのK-POP談義イベントが開催される。開催日は5月28日。

ビルボードシングル・アルバム初登場首位、グラミー賞ノミネート……YouTube再生回数7億回超え。先日、開催されたビルボード・ミュージック・アワードのトップ・ソーシャル・アーティスト賞には5組中なんとK-POPグループが3組もノミネートされ、BTSは4冠を達成した。

そんな世界的なK-POPムーブメントが席巻しているさなか、書籍「K-POPはなぜ世界を熱くするのか」を刊行した田中絵里菜さん。去年まで韓国の雑誌社でデザイナーとして働いていた田中さんは、今までにErinam名義で「GINZA」「an·an」「Quick Japan」「ユリイカ」「TRANSIT」などの媒体で、K-POPクリエイターにインタビューしたり韓国カルチャーについてのコラムを寄稿したりしている。同書ではそんな韓国のクリエイティブ業界やカルチャーに詳しい田中さんが、音楽プロデューサー、ブランド戦略責任者、A&R、アートディレクター、MV監督……など、「K-POPの作り手」たちへ現地で直接インタビューを行ない、K-POPをプロモーションの視点から体系的にまとめた。

オカモトレイジさんは自身のインスタライブでK-POP DJを生配信したり、連載「もっと頑張るレイジさん」では様々な角度からK-POPについて紹介したりと、その無類のK-POP好きは“あまりにも”有名。あのBLACKPINKの生みの親SINXITYさんと対談をしたり、日本でもブームを起こしたサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」シーズン2では応援コメントを寄せていたりと、レイジさんのK-POPへの造詣の深さは、ミュージシャンの音楽知識に裏付けされているだけでなく、自らも「推す」をライフワークで体現される稀有な存在だからこそのリアリティがある。

今回はそんな同世代のお二人が世界的にムーブメントを巻き起こすK-POPの魅力や人々を沼らせる仕掛けについて、そしてミュージシャンとデザイナーの立場から見た日韓の音楽プロモーションの違い、はたまたK-POPファンダムに身を置く当事者としてどう推すか？などなど、K-POPが自分たちを”熱くする理由”についてじっくりひもといていく。