現代自、ハイブリッド技術搭載のラリー「2022 WRC」参加へ

現代自(현대자)は2021年4月、ハイブリッドパワートレインベースの新しい技術規定が適用される「2022 WRC(World Rally Championship)」に参加を決めたと発表した。

2019年末、WRC主催者は、既存の1.6リッター4気筒エンジンに100kW級電動モーターを取り付けたハイブリッドパワートレインの適用を骨子とする新規技術の規定を2022年から適用すると発表。

現代自は2019年と2020年に2年連続でWRCメーカー部門のチャンピオンシップタイトルを保有しているチャンピオンだ。新規ハイブリッド技術規定が適用されるWRC 2022年シーズンから新たな挑戦が始まる。i20 N車両をベースにハイブリッドパワートレインを開発しており、これに基づいて新たな規制ベースのWRCの舞台に挑戦する計画だ。

現代自の今回の参加宣言は「人類のための高度(Progress for Humanity)」というビジョンの下、将来のモビリティ産業をリードするという意志を反映したものだ。

現代自は、2014年からWRCを、2018年からWTCRなど、世界トップクラスのモータースポーツの舞台に継続的に出場してきた。現在、内燃機関ベースの量産車開発に積極的に取り組んでいる。

(文/コリアコリア編集部、写真/現代自広報資料より)

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