現代自グループは2021年2月、モビリティーとロボット技術の融合を通じて移動の限界を超える新概念の未来型モビリティーとなる、変身するインテリジェント地上移動ロボット「タイガー(Transforming Intelligent Ground Excursion Robot、TIGER)」を初公開した。

今回公開されたタイガー初のコンセプトモデルは、「X-1」と命名された。長さ80センチ、幅40センチ、重量12キロの4本足と車輪小型無人モビリティー。障害物や車輪を用いた走行が難しい場合、ロボットの足で歩行する他、平坦な地形では4輪駆動車に変身して速度を出して走行する。

現代自グループ傘下で未来型モビリティーを担当する「ニューホライズンスタジオ(New Horizons Studio)」が開発した。タイガーは、2019年の米国CESで初めて公開した歩くモビリティ「Elevate」と同様のモジュール型プラットフォーム構造を備えている。
ニューホライズンスタジオは、タイガーをオープンイノベーションの方法で開発するために、AIベースのエンジニアリング設計を手掛けるAutodesk、コンセプトデザイン専門のSundberg-Ferarとも連携した。
(文/コリアコリア編集部、写真/現代自広報資料より)