韓国発ミュージカル「INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~」、日本人キャストで上演

東京・品川クラブeXで、初の日本人キャストによる韓国発ミュージカル「INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~」を上演することが決まった。2021年3月24日~4月4日。

チケット価格は、プレミアムグッズ付き指定席が12,800円(税別) 、指定席が9,800円(税別)。2月22日からファンクラブ先行予約スタート、一般発売は3月15日。

ベストセラー作家であるユジン・キム役には、EXILEメンバーとして様々なエンターテインメントに挑戦しながら、現在は舞台や映画などでも幅広い活動を見せている松本利夫(EXILE)と、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズやミュージカル「RENT」「キャバレー」「ザ・イリュージョニスト」など本場ブロードウェイの舞台にも多数出演している丘山晴己のダブルキャスト。

秘密を抱える推理小説作家志願生シンクレア役は、ゲーム「ディズニー ツイステッドワンダーランド」のルーク・ハント役のボイスキャストを務めるほか、舞台「黒子のバスケ」やミュージカル「刀剣乱舞」など人気作品のキャラクターを多く演じている糸川耀士郎と、仮面ライダーエグゼイド(九条貴利矢/仮面ライダーレーザー)をはじめ、映画やドラマで活躍中の小野塚勇人(劇団EXILE)が演じる。

謎の事故で亡くなった18歳の少女ジョアン役には、舞台「NARUTO-ナルト-」、ミュージカル「ラヴズ・レイバーズ・ロスト」やTVアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」にて主人公・高海千歌役を演じるなど、声優・女優として活躍中の伊波杏樹と、E-girlsのメンバー時代から映画「HiGH&LOW THE MOVIE」「イタズラな Kiss THE MOVIE~ハイスクール編」などに出演し、女優として活躍の場を広げてきた山口乃々華が演じる。

日本語版の脚本・演出を担当するのは、オペラ、ミュージカル、芝居、2.5次元舞台など様々な分野の舞台を手がけている田尾下哲。劇作家として翻訳、上演台本、翻案の他、オリジナル戯曲を海外で上演するなど、海外の作家達との共同作業のプロジェクトに参加し、ジャンルを超えた活動を続けている。

音楽監督を務めるのは、作・編曲、演奏、指揮、音楽制作、歌唱指導、訳詞など様々な方面から舞台音楽に携わり、ブロードウェイミュージカル、オリジナルミュージカル、ミュージカルコンサートの音楽監督、キーボード・コンダクターを数多く手掛ける宮﨑誠。劇団四季、東宝ミュージカル、宝塚歌劇団、音楽座ミュージカル、ミュージカル座、明治座などにて、指揮 、作・編曲、演奏など幅広く活躍している。

同作は、2016年5月に韓国で行われた2週間のトライアウト公演が大盛況となり、同年9月に京都で初演された。これまでの日本公演はすべて韓国人キャストで上演。日本でも人気のK-POPアイドルのチャンソン(2PM)、エン(VIXX)、ユナク(超新星)、ソンジェ(超新星)らが出演し話題を呼んだ。以降、韓国で2ヵ月のロングランに成功し、韓国ミュージカルアワードの最優秀新人演出賞を受賞するなど話題になった。2017年2月には、米国キャストによるNYオフブロードウェイへ進出した。

▽ストーリー
愛する人に裏切られたショックから殺人を犯した一人の少年。
彼は自らを罰するべく自死を選ぼうとするが、自らも知らないうちに記憶を改ざんし、死を逃れ、生き延びた。
そして10年後。
青年となった殺人犯の少年は記憶が蘇り、罪の意識から今度は連続殺人犯となっていった。
2001年、ロンドンのとある小さい事務所のドアを叩く音・・・。
ベストセラー推理小説『人形の死』の作家であるユジン・キム(松本利夫/丘山晴己 ダブルキャスト)の事務所へ、作家志望の青年シンクレア(糸川耀士郎/小野塚勇人 ダブルキャスト)が訪ねてくる。
ユジンは、自殺を企てた連続殺人犯が書いた遺書を差し出し、シンクレアに物語を作ってみろと促す。
そこから10年前の殺人事件の真犯人を探す2人の男の「インタビュー」が始まる。

(文/コリアコリア編集部、写真/ぴあ広報資料より)

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