韓国ウェブミュージカル「A KILLER PARTY」日本語字幕付で配信、韓流ぴあ

ぴあは、「韓流ぴあ Presents Kミュージカルシネマ」の第1弾としてウェブミュージカル「A KILLER PARTY」(日本語字幕付)をオンライン配信動画サービス「PIA LIVE STREAM」で配信すると発表した。期間は2月20日から2月23日までの4日間。チケットは、1月30日に発売開始した。

「A KILLER PARTY」は2020年8月、米国でコロナ禍によりブロードウェイがロックダウンされステージを失った俳優たち、そして制作陣により生まれたオンライン配信用に作られたウェブミュージカル。韓国版は、EMKミュージカルカンパニーが制作した。

ある邸宅で発生したミステリアスな事件をコミカルに描き、10人のキャラクターが登場し、事件を解決する為の9つのエピソードで構成されている。キャストは非対面で稽古をし、レコーディングや撮影に参加。撮影はキャストの自宅で撮影を行うこともあり、舞台上で行われるミュージカルとは全く異なる、まさにソーシャルディスタンスを逆手にとった今だからこそ生まれた作品だと言える。

主なキャラクターを演じるのは、2017年「レ・ミゼラブル」日本初演30周年記念舞台でジャン・ヴァルジャン役を演じたヤン・ジュンモ、「モーツァルト!」の名曲「黄金の星(星から降る金)」で有名なカリスマ女優のシン・ヨンスク、ブロードウェイでの活動歴もあるキム・ソヒャン、シンガーソングライターのALi(アリ)など。音楽は「マタ・ハリ」「笑う男」を編曲し、「ビューティフル」のオリジナル・サウンド・トラックでグラミー賞を受賞したジェイソン・ホーランドが手掛ける。

「韓流ぴあPresents Kミュージカルシネマ」では、本作品を家で楽しめるミュージカルとして日本のミュージカルファンに紹介。2月20日から2月23日までの4日間、チケット購入者が好きなタイミングで視聴出来る配信サービスを行う。

<~韓流ぴあ Presents Kミュージカルシネマ~>
ウェブミュージカル 「A KILLER PARTY」 オンライン配信
▽公演概要
・配信日程 : 2021年 2月 20日(土)15:00 ~2月 23日(火、祝日)21:00
 ※配信時間内のアーカイブ方式(繰り返し視聴可能)
 ※配信時間以降のアーカイブはなし
 ※視聴途中でも配信時間が終了次第、配信は終了
・映像所要時間:120分(本編+メイキング映像)
・配信チャンネル : PIA LIVE STREAM
・チケット販売日程:2021年1月30日~
・出演者 : ヤン・ジュンモ、シン・ヨンスク、キム・ソヒャン、ALi(アリ)など
・チケット代:4,300円(税込)
・主催:ぴあ(株)/ 協力:EMK Entertainment co., Ltd

 ▽作品紹介
2020年8月5日に米国初配信されたウェブミュージカル。ジャッキー・バーンズ、ジェレミー・ジョーダン、アレックス・ニューウェルなど豪華な俳優群が出演。ジェイソン・ホーランド(作曲)、ネイサン・タイセン(歌詞)、 ビリー・ジェイ・ステイン(音楽プロデューサー)が手掛けた。韓国版は、韓国の俳優による韓国語歌詞によるもの。ある邸宅で起きた殺人事件の犯人は誰なのか? フーダニット(whodunit)方式で進むサスペンス推理劇は、繊細できっちりとしたストーリーではなく自然な設定とキッチュな演出に、韓国ならではのユーモアを盛り込んでいる。この事件を捜査する刑事兼ストーリー解説者を演じるシン・ヨンスクは、物語の重要人物。これまで彼女が演じてきた「レベッカ」「エリザベート」などのシリアスな姿とは180度違うコミカルで可愛らしい姿を見せてくれる。撮影は俳優たちの自宅で行われたため、クロマキー合成を活用。明らかに合成だと分かる内容を、堂々と見せながら展開する中で披露する俳優たちの演技も見どころだ。

▽主なキャスト
ヤン・ジュンモ
「オペラ座の怪人」「レ・ミゼラブル」「スウィーニー・トッド」「ジキル&ハイド」「スカーレット・ピンパーネル」「ドラキュラ」など、数多くのグランドミュージカルに出演する、韓国ミュージカル界を支える重鎮。2015年と2017年「レ・ミゼラブル」日本初演30周年記念舞台で完璧な日本語でジャン・ヴァルジャンを演じ、日本ミュージカルファンを感動させた。また、オペラ「リタ」をプロデュース・演出するなど多彩な顔を見せる。

▽シン・ヨンスク
デビュー20年目を迎えた韓国を代表するミュージカル俳優。「キャッツ」「レベッカ」「モーツァルト!」「ファントム」「明成皇后」など、さまざまな作品で観客を魅了。特に「モーツァルト!」の「黄金の星(星から降る金)」は彼女の代名詞となっている。他を寄せ付けない圧倒的な歌唱力に加え、シリアスとユーモラスの両極を自在に操る表現力が韓国のトップランナーたる所以。2018年「第2回韓国ミュージカルアワード」で2年連続「助演女優賞」を受賞している。

▽キム・ソヒャン
2001年に「ゴスペル」でデビューして以来、「アイーダ」「マンマ・ミーア!」「ドリームガールズ」など、さまざまな作品に出演。2010年には、ミュージカルの本場である米国に進出し、「キング・アンド・アイ」「ミス・サイゴン」などの人気作の重要なキャラクター役を演じた。2017年には、「シスター・アクト~天使にラブ・ソングを~」に東洋人初のメアリー・ロバート役を手に入れ快挙を成し遂げた。近年は「マタ・ハリ」「モーツァルト!」「マリー・アントワネット」など大型作品でヒロインを演じている。

▽ALi(アリ)
韓国のシンガーソングライター/実力派シンガー。2009年にアルバム「After The Love Has Gone」をリリース、歌手として活動を開始し、「不朽の名曲」(KBS)、「覆面歌王」(MBC)など音楽番組で一躍人気を集めた。ミュージカル出演作は「トゥーランドット」「レベッカ」。2016年テグ国際ミュージカルフェスティバル(DIMF)での「トゥーランドット」で、新人賞を受賞している。

(文/コリアコリア編集部、写真/ぴあ広報資料より)

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