サムスン電子(삼성전자)は2021年1月、自分の好みに応じてパネルを交換できるカスタマイズライフスタイル家電「ビスポーク(BESPOKE)」の累計出荷台数が、2019年5月の生産開始から100万台を超えたと発表した。
ビスポークは、2019年6月に冷蔵庫を発売した後、電子レンジや、食器洗い機、商業用エアコン、空気清浄機などにまで商品群を広げた。グラス・メタル・フェニックス(FENIX)など多様な素材に、27種類の交換可能なドアパネルを自分の好みで選択できる。室内空間のデザインに合わせて選択できることなどが特徴だ。
ビスポークの中では冷蔵庫が全体の75%以上を占めている。2021年1月時点で韓国や中国、中央アジア諸国、欧州で販売しており、今後、北米市場にも販路を拡大する計画だ。
生活家電事業部の副社長は、「サムスン電子は、消費者一人一人の多様なライフスタイルや好みを重視している。簡単に取り換えられるパネルとしたことで生活空間のデザイン性や幅が広がる。今後も市場に声に耳を傾けながら、新しい商品を投入していく」と話した。
(文/コリアコリア編集部、写真/サムスン電子広報資料より)