コーヒー配合のクラフトビール発売、GS25

GSリテールは2020年12月、コンビニエンスストアGS25が済州島で有名なコーヒー店「ユトン・コーヒー(유동커피)」と協力し、プレミアム黒ビール「ビアリカノ(비어리카노)」を発売したと発表した。韓国初のクラフトビール製造業者コリアクラフトブリュワリーと韓国トップのバリスタが手を組んだコラボ商品だ。

ビアリカノは、黒ビールスタウト(Stout)にコーヒーを加えた新概念のプレミアムコーヒー・エール(Coffee Ale)。最適なコーヒー豆との配合比率、麦芽の加熱時間などを約1年かけて研究開発し、商品に仕上げた。

パッケージには、バリスタのキャラクターを採用し、つや消しブラックカラーをコンセプトに、コーヒー独自の酸味と苦み、スモーキーな香りが黒ビールの深い味と調和した感じを表現した。

販売価格は4,500ウォン。

GS25によると、缶ビール(500mℓ基準)売上高のうち、クラフトビールが占める構成比は、2018年の2.1%から2019年に7.0%、2020年11月に10.6%に高まっている。

商品企画の酒類担当者は、「コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えた。クラフトビールの需要が高まっており、プレミアム商品の売れ行きが好調だ。今後も、様々な企画商品を市場投入していく方針だ」と話した。

(文/コリアコリア編集部、写真/GSリテール広報資料より)

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