コーヒーをハンドドリップ方式で入れるLGのロボット、コーヒーのブリューイングマスター取得

LG電子(LG전자)は2020年12月、ハンドドリップ方式でバリスタロボット「LGクロエバリスタボット(LG CLOi BaristaBot)」が、韓国コーヒー協会から韓国国内初の「ロボット・ブリューイングマスター」の資格を獲得したと発表した。

「ブリューイングマスター」は、コーヒーの抽出方法の理解を通じて、最適なコーヒーを作り出す能力を評価する民間資格検定。韓国コーヒー協会は、「LGクロエバリスタボット」が作るコーヒーの味が「ブリューイングマスター」が作るレベルと同等であると認めた形だ。

LG電子によると、豆の種類、粉砕程度、水の温度、抽出時間などハンドドリップコーヒーに関連する様々な情報をロボットに認識させた。美味しいコーヒーを作るための最適化試験を繰り返し実施。従業員を対象にした試飲イベントなども実施してきた。

2021年1月から、韓国国内のLGツインタワーやLGベストショップ店頭で、その味を楽しめるようになるという。

LG電子では、ロボットを将来のビジネスモデルの一つに位置付けている。ホテルや病院、飲食業など幅広い分野で、それぞれに求められる機能を搭載したロボットの開発を進めている。日常生活の中で簡単に接することができるロボットに焦点を合わせて、中期的に市場投入する考えだ。

(文/コリアコリア編集部、写真/LG電子広報資料より)

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