日テレが、韓国映画「パラサイト 半地下の家族」を1月8日(金)夜9時~11時34分に地上波初放送する。
大ヒット作となった同作品の出演者は韓国でも多くのCMに起用されている。映画とは違った韓国ならではのCMが、演者の違った顔が見られる、楽しめると話題を呼んでいる。日本とは違ったテイストのCMで、出演者の別の顔が見られるのも魅力だ。
▽チョ・ヨジョン(映画での役:騙されやすく能天気な性格のヨンギョ)
チョ・ヨジョンは、京畿道・災害基本所得のCMに出演。コロナ禍の支援策で、京畿道在住者1,325万人に対し、1人当たり10万ウォンの地域振興券を配布する事業のCMとなる。
▽チェ・ウシク(映画での役:大学受験で浪人を重ねているが、優れた閃きや指導力を持つキム・ギウ)
チェ・ウシクは、求人のウォンティッド(wanted)のCMに起用されている。
▽イ・ジョンウン(映画での役:パク一家が入居する以前から家政婦として働いているムングァン)
不動産アプリなどのサービスを提供するチッパン(직방)のCMでは、イ・ジョンウンが出ている。
「パラサイト 半地下の家族」は、2020年の米アカデミー賞で、作品賞、監督賞など4部門受賞、カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞したヒット作。誰も予想できない展開が待ち構える超一級のエンターテインメント作品だ。
全員失業中、“半地下住宅”で暮らす貧しいキム一家。長男ギウは、“高台の豪邸”で暮らす裕福なパク氏の家へ家庭教師の面接を受けに行く。そして、兄に続き、妹ギジョンも豪邸に足を踏み入れるが…。この相反する2つの家族の出会いは、次第に想像を遥かに超える物語へと加速していく――。
監督は「殺人の追憶」「グエムル -漢江の怪物-」などを手掛けた若き巨匠ポン・ジュノ。主演は国際的に評価の高い名優ソン・ガンホ。イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、イ・ジョンウン、チャン・ヘジンなどが出演している。

日本では、株式会社つみきが運営する国内最大級の映画とドラマのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」が、日本における権利運用に出資。「パラサイト 半地下の家族」のレビュー数は、サービス史上最速となる79日間で10万レビューを突破した。
鑑賞したユーザーからは、「終始感情を振り回されっぱなし!」「圧倒的にエンタメとして面白い。コメディ、サスペンス、はたまたホラーのような場面まで登場し、観ていて全然飽きない」「最高の映画体験をした」「文句無しの面白さだった。とにかく観た方がいい」「これは、多分今年ベスト、人生ベスト」など、熱のあるレビューが多数寄せられており、評価スコア★4.2(5点満点)を記録。他作と比べても高い満足度を得ていた。
(文/コリアコリア編集部、写真/CJ ENM広報資料より)