AJネットワーク(AJ네트웍스)は2020年12月、子会社の駐車場専門企業AJパーク(AJ파크)が、「アンタクト(Untact、언택트)」駐車料金決済サービスを、業界で初めて導入する。コロナ禍において利用者が安心して利用できるように、新たなサービスの導入を決めた。
アンタクトモバイル決済サービスは、会員登録やアプリのインストールなしに、建物に設置されたQRコードをスマートフォンで直接認識して決済するシステム。出庫時に有人精算所や無人事前精算機で車両番号を探して料金を支払う仕組みから脱却した。ショッピングモールなど駐車料金の精算機が混雑する場所では、他人との不必要な接触を減らし、社会的距離を置く防疫効果が期待できる。
2021年3月までに、韓国国内1,500ヵ所に設置する計画。
AJパークのキム・ジョンフン(김정훈)マーケティングチーム長は、「これまで蓄積された技術やデータに基づいて、駐車場と、ユーザー、管理者を結び付ける最新技術となる。コロナ禍においても安全で便利に駐車場が利用できるようになる」と話した。
アイオンタクトは、韓国語でアイ(아이)を意味する子供と目(EYE)の二つの意味と、非対面を意味するアンタクト(Untact)、接続を意味するオン(On)を加えた造語だ。
(文/コリアコリア編集部、写真/AJネットワーク広報資料より)