ドライエイジングステーキの普及に力を入れている韓国の熟成肉専門ブランド「ザ・エイジング（더에이징、The Aging）」は2020年12月、ラム熟成肉を発売した。生後6ヵ月未満の子羊のみを使用。肉の鮮度を保持するために豪州から航空便で冷蔵輸入した。
ザ・エイジングは、特許を取得したエイジング工法を用いてラム肉独特の臭いを取り除き誰でも美味しく食べられるようにしたという。ラム肉は、低カロリー、低脂肪、高タンパク食品で、コレストロール含有量は肉の中で最も低いが、特有の強い臭いのため、韓国では、長い間好き嫌いが分かれる食べ物に分類されてきた。
ザ・エイジングの熟成肉を取り扱う新世界百貨店の担当者は、「予想を上回る人気商品となっている。在庫切れとなる熟成肉も出てきている。韓国国内でプレミアム熟成肉に対する関心が高まっている」と話した。
（文/コリアコリア編集部、写真/ザ・エイジング広報資料より）
