LG電子(LG전자)は2020年11月30日、戦略スマートフォンスマートフォン「LGウイング(LG 윙、LG WING)」をインド市場で発売したと発表した。フリップカート(Flipkart)、アマゾン(Amazon)など、インドの主要なオンラインショッピングモールを通じて販売する。コロナ禍で外出が制限されていることを考慮し、非対面でのマーケティングを強化する方針だ。

「LGウイング」は、「旋回モード(Swivel Mode)」を搭載したのが特徴。普段は一般的なスマートフォンのように使用できる他、メイン画面を時計回りに回して隠れていたセカンドスクリーンと一緒に使用することができる。旋回モードでは、一つのアプリケーションで二画面の両方を使用するか、二つのアプリケーションを使用することが可能。

世界初の「ジンバルモーションカメラ」機能も適用。ジンバル(Gimbal)は、スマートフォンやカメラなどで画像を撮影するときにカメラが揺れる反対方向に動きを作って安定したスムーズな映像の撮影を可能にするプロ仕様の機器である。

MC海外営業グループ長のチョン・スホン(정수헌)副社長は、「インドは世界で成長が期待されるスマートフォン市場の一つだ。LGウイングの差別化された快適さを前面に押し出して、インド市場を攻略する」と意気込みを語った。
市場調査会社のカウンターポイントリサーチによると、2020年にインドのスマートフォン市場は約1億4,500万台に達し、中国に次ぐ世界で2番目に大きい市場に成長した。
(文/コリアコリア編集部、写真/LG電子広報資料より)