日本と韓国をエンタテインメントでつなげる、「日韓IPコーディネート専門チーム(J–KIP)」設立

株式会社ロボット(ROBOT)は、日本と韓国のIP(小説・コミック・戯曲等)コーディネート業務を目的とした専門チーム「Japan-Korea IP Coordinate Team (通称J–KIP:ジェイキップ)」を設立した。
同チームの設立に伴い、これまで行ってきたコンテンツ開発事業に加え、日本の小説・コミック・戯曲等のライセンス管理会社からの委託を受け韓国での映像展開のアプローチや、進行中案件におけるコンサルティング事業を開始する。日本のライツ保有者へ信頼・安心を保証した提案から完成その後の二次展開等まで、韓国側とのアソシエイト業務を担う。

▽日韓IP(小説・コミック・戯曲等)コーディネート専門チームの役割
① 日本IPの韓国での映像化コーディネート
②韓国IPの日本での映像化企画・制作もしくはコーディネート
③日本映画での韓国俳優キャスティング、韓国映画での日本俳優キャスティング
④韓国映画の日本ロケ、日本映画の韓国ロケの撮影コーディネーション
⑤そのほかIP・映像関係全般にわたるコンサル

小出真佐樹チーム長は、「『愛の不時着』『梨泰院クラス』の日本における認知拡大など、韓国コンテンツへの注目が、これまで以上に高まっている。新たに窓口をもうけることで、より幅広く対応できればと考えている。ROBOTは日本国内においてどの出版社、放送局、事務所、映画会社等の皆様とリレーションが取れる制作プロダクションだ。また、韓国でも常に投資会社、制作プロダクションと連絡を取り合っている。その環境と実績を生かして、日韓両国で数多くの話題作をコーディネートできればと思っている」とコメントを出した。

<ROBOTによる「日韓IP案件」実績>
▽日本IPの韓国映像化、演劇化作品
2017年
原作:上田誠(ヨーロッパ企画)「曲がれ!スプーン」ミュージカルリーディング
劇場:大明文化工場
2017年
原作:畑澤聖悟「親の顔が見たい」韓国映画化
監督:キム・ジフン 主演:ソル・ギョング、オ・ダルス、チョン・ウヒ
2018年
原作:五十嵐大介(講談社)「リトル・フォレスト」韓国映画化 (2018.2公開)
投資・配給 メガボックスプラスエム
監督:イム・スルレ 主演:キム・テリ、リュ・ジュンヨル、ムン・ソリ
2019年
原作:西田征史「泥棒役者」韓国演劇化
劇場:忠武アートセンター中劇場ブラック
2020年
原作:曽根圭介(講談社)「藁にもすがる獣たち」韓国映画化 (2020.2公開)
投資・配給:メガボックスプラスエム 監督:キム・ヨンフン
主演:チョン・ウソン、チョン・ドヨン、ぺ・ソンウ

▽韓国IPの日本映像化制作、書籍化コーディネート作品
2017年
原作:「殺人の告白」(SHOWBOX)日本映画化
「22年目の告白―私が殺人犯ですー」(2017.6公開)
幹事:日本テレビ 配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:入江悠 主演:藤原竜也・伊藤英明
2019年
原作:「ブラインド」(N.E.W /MoonWatcher)日本映画化
「見えない目撃者」(2019.9公開)
幹事・配給:東映 監督:森淳一 主演:吉岡里帆

(文/コリアコリア編集部、写真/ROBOT広報資料より)

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