茂朱産の山ぶどうで作った焼酎発売、GSリテールが韓国国内で知られていない伝統酒紹介

GSリテールは2020年11月、コンビニエンスストアGS25が、茂朱産の山ぶどうで作った伝統酒「バムビトモル(밤빛머루)」を発売した。韓国国内に知られていない伝統酒を紹介するために結成したGS25の伝統酒発掘団が厳選した商品となる。

「バムビトモル」は、海抜500メートルの清浄地域として有名な全羅北道茂朱郡で栽培した山ぶどうを発酵したワインを蒸留して作った蒸留酒だ。一次蒸留を介して45度原液を3.8%使用し希釈した16.9度の焼酎とした。10月に収穫された山ぶどうのみを使用しており、飲用時に柔らかく、ほのかな香りとすっきりとした後味が一品だ。

販売価格は2,900ウォン(360㎖)。

GSリテールでは、2019年11月に伝統酒「花の色霜(꽃빛서리)」を発売して以来、韓国国内に知られていない酒を定期的に紹介している。花の色霜は発売後、6日で2万本を販売した人気商品となった。2022年末までに各地の伝統酒10種類を発売していく計画だ。

ハン・クジョン(한구종)酒類MDは、「コロナ禍で対面販売が困難になり、流通経路の確保を問題とする醸造所が増えている。韓国全国各地の知られていない伝統酒を紹介するだけでなく、こうした地方の醸造所を支援する意味もある」と話した。

(文/コリアコリア編集部、写真/GSリテール広報資料より)

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