サムスン電子(삼성전자)によると、2020年11月中旬までに世界市場で販売した食器洗浄機が100万台を突破した。市場ごとに最適化したラインナップを取りそろえ差別化を図ったことなどが奏功したという。米国では、市場調査会社JDパワーが発表した消費者満足度評価の生活家電分野においてサムスン電子の食器洗浄機が1位に選ばれている。
韓国国内市場では、冷蔵庫に続き、自分の好みに応じて、パネルを交換できる「ビスポーク(BESPOKE)食器洗浄機」を導入した後、販売が急増した。ビスポーク食器洗浄機は、9種類の多様な色を選択することができるだけでなく、韓国の食文化に適した機能と強力な洗浄力を備えた点が好評だ。
生活家電事業部の担当者は、「韓国で人気のビスポーク食洗器を海外市場にも投入していく。更なる販路拡大を推し進めていく。」と話した。韓国の食器洗浄機の普及率が10%台前半に留まることから、今後更なる販売拡大が見込めると期待感も示した。
(文/コリアコリア編集部、写真/サムスン電子広報資料より)