「生命の大切さ」を訴えるMV制作、シンガーソングライターのハリム起用

生命保険社会貢献財団(생명보험사회공헌재단)は2020年11月、シンガーソングライターのハリム(하림)を筆頭とするアーティスト集団が作成した「生命の大切さ」を訴えるミュージックビデオ(MV)を制作した。

国民健康保険公団によると、韓国でうつ病と診断された患者数は2015年の60万4,418人から2019年には79万8,427人まで増えた。年齢別では20代の増加率が最も高い。このため、疲れた20~30代の精神的な健康促進を促すために心理面の専門家と有名アーティストとコラボレーションした。

生命保険財団のイ・ジョンソ(이종서)理事長は、「韓国の死亡者の中で自殺が最も多い。コロナ禍で一層、孤立感や不安を抱える青年の心のケアをできるデジタル空間を創った。今後、提供していく様々なコンテンツを通じて、新しい道に向かって進んでいってもらいたい」と説明した。

ハリムは、「時には一曲の歌が大きな響きを伝える時がある。コロナ禍などで疲れた青年が癒され回復するきっかけになればという思いで参加した。困難な時に、この空間を訪れて感情を共有し、日常の活力を取り戻すきっかけにしてもらいたい」と話した。

(文/コリアコリア編集部、写真/生命保険社会貢献財団広報資料より)

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