ハイト眞露(하이트진로)は2020年11月9日、飲食店などの店を対象に、水産物のオンライン仲介プラットフォームサービス(B2B)を提供する「プディスン(푸디슨)」に投資すると発表した。プディスンのプラットフォームサービス名は「新鮮(신선해))」。
プディスンは現在、ベータテストの準備をしている事業の初期段階で、ハイト眞露は設立から事業の成功に至るまで支援するカンパニービルダー方法で投資する。
IoT技術の活用で流通過程を見直し、配送案内システムを再構築する。中間の流通過程を減らすことでコスト削減を図る。少量発注が可能で、新鮮な水産物を定期的に届ける流通方式もセールスポイントとなる。同プラットフォームを活用することで、これまで抱えていた在庫を大きく減らすことができる。
ハイト眞露によると、プディスンは、韓国を代表する水産物流通地域である釜山で、水産物の製造や卸売専門企業と連携しており、安定した供給量の確保が可能。本格的なサービス開始後、販路を急速に拡大すると期待している。
ハイト眞露の新事業開発チーム、ホ・ジェギュン(허재균)常務は、「マーケティング、流通など事業を成長させるためにプディスンを支援する。オンライン市場が徐々に拡大し消費者ニーズが多様化する中で、新しい社会に応じたサービスを提供するスタートアップ企業への投資は今後も続けていく」と話した。
一方で、環境面にも配慮している。半永久的に使用可能な環境に優しい素材で作られた活魚ボックスを導入した。
(文/コリアコリア編集部、写真/ハイト眞露広報資料より)