現代自動車は2020年11月4日、China Iron and Steel Research Institute GroupとHebei Iron and Steel Groupとの間で、北京-天津-河北都市集積における水素商用車プラットフォーム構築のためのMOUを締結した。中国首都圏地域は大型トラックの需要が高く、水素燃料電池車(商用車)の運用に適した条件がそろっているという。2025年までに水素トラック販売計1,000台超を目指す。

現代自が水素トラック普及のための販促活動を強化する一方、地場企業が水素ステーションの整備を手掛ける。現代自の商用事業本部長のイ・インチョル(이인철)副社長は、「中国は最大の市場の一つ。中国市場で販売台数だけでなく、水素自動車のリース、ステーションの運営などを含め、水素車普及に向けて事業体制を構築していく」と話している。

(文/コリアコリア編集部、写真/現代自動車広報資料より)