中国上海で水素トラック普及目指す、現代自が2025年に累計3,000台超目指す

現代自動車が、水素燃料電池車(FCEV)や電動商用車の販売拡大に向けて、中国市場の本格攻略に乗り出している。2025年までに長江デルタ地域で水素トラック販売累計3,000台超を目指す目標を掲げている。

現代自動車は、2020年10月27日に上海周辺の地場企業と、長江デルタ地域における水素商用車プラットフォーム構築のためのMOUを締結した。提携したのは、Shanghai Electric Power Co., Ltd.、Shanghai Sunwise New Energy System Co., Ltd.、Shanghai Ronghe Electric Technology Financial Leasing Co., Ltd.。

現代自を含む4社は、中国経済の中枢である長江デルタ地域で、水素生産・供給から、水素充電施設の構築、水素燃料電池車の普及、ローン・融資(金融)部門に至るまで水素燃料電池車事業のプラットフォームを構築する計画。各社が協力体制を構成し、水素燃料電池車(商用車)の試験運営事業も推進する。

地場企業が水素ステーションの整備を手掛ける。現代自は水素トラック普及のために運営会社を設立して、長江デルタ地域の主要物流企業に対する販促活動を強化する。

(文/コリアコリア編集部、写真/現代自動車広報資料より)

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