オリオンのオー!グラノーラ販売好調、1~8月で1,100万個超

オリオンは2020年9月24日、代用食品ブランドのマーケット・オー・ネイチャーの「オー!グラノーラ」と「オー!グラノーラバー」が、2020年1~8月の累計販売個数が1,100万個を超えたと発表した。前年同期比で70%増となり、2019年通年の販売個数を上回った。健康志向の高まりと、家庭で食事をする人が増えたことなどが背景にある。

オー!グラノーラは、忙しい現代人が時間と場所の制約なしに簡単に一食の食事をすることができるのが特徴だ。農協が提供する韓国国産米とライ麦、オート麦などをそのまま加工して作った。オー!グラノーラは6種(黒豆、果物、野菜、カカオ、イチゴ、タンパク質)、オー!グラノーラバーは4種(黒豆、イチジクベリー、かぼちゃ/サツマイモ、カカオ/乳酸菌)。オリオンは、消費者の満足度を高めるための一環として、値上げ無しに2019年と2020年にそれぞれ10%、16.7%ずつ増量した。

オリオンの関係者は、「在宅勤務や遠隔授業などで、自宅での食事メニューを心配している人が増えた。健康的な食事を取ることができるオー!グラノーラが注目されている。今後も様々な味と食感、栄養成分などを強化した新製品を発売していく」と話した。

オリオンでは、需要が高まるマーケット・オーの商品を相次ぎ市場投入している。2020年5月には、コロナ禍で自宅にいる時間が増えたことに着目し、「オー!グラノーラタンパク質」を発売。2019年には、子供の健康を考えている主婦層や若者の好みに合わせて「オー!グラノーラベリー」と「オー!グラノーラカカオ」を発売。「オー!グラノーラバー」シリーズなどは、昨今のライフスタイルを反映した製品でグラノーラ市場の拡大を図った。

(文/コリアコリア編集部、写真/オリオン広報資料より)

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