
ハイト眞露は2020年9月21日、新感覚の発泡酒「フィルライト・ラドラー(Radler)」を発売した。ラドラーは、ビールにレモネードやサイダーなどを加えたアルコール飲料で、アルコール度数は2%に抑えた。コロナ禍で自宅で飲酒する人が増えたため、市場調査の意味を含め新商品を市場投入したという。限定販売で、市場の反応をみて正式に商品ラインアップに加えるか検討する方針だ。
パッケージには、爽やかな甘いレモン風味を視覚的に感じられるようにレモン色とした。キャラクターのレモンフィリが遠足に行く設定で、フィルライトブランドならではのデザインに仕上げた。フィルライト・ラドラーは、ドイツでビールにレモネードを混ぜたシャンディ・ガフを飲む文化に着目し開発した。爽やかなフィルライトに酸味レモンと多彩なフルーツ原料を使用した手軽に飲めるお酒で、新たな需要開拓を図る。マーケティング室のオ・ソンテク(오성택)常務は、「国内発泡酒市場を開拓したリーダーとして、様々な消費者のニーズに対応していく」と話した。

フィルライトブランドは2017年に発売。これまでにライト、ライトフレッシュ、バイゼンの3種類を市場投入してきた。可愛いパッケージデザインもあり、若い世代から人気が高く、発売から3年2ヵ月で9億本を販売したメガブランドに成長した。
(文/コリアコリア編集部、写真/ハイト眞露広報資料より)