
LG電子は2020年10月21日、韓国IR(Investor Relations)協議会が主催した「2020韓国IR大賞」で優秀賞を受賞したと発表した。積極的なIR活動を通じて、株主の価値を向上させ、安定した投資基盤を確保するために努力した功労が認められた。2019年に「優秀企業群像」を受賞したのに続き、2年連続で受賞企業のリストに名を連ねた。
LG電子によると、同社では、投資家の意見に耳を傾けて、その声を会社の経営陣の意思決定に十分に反映させる努力を続けているという。定期的に会社の業績と中長期戦略を説明する国内外の投資家説明会(NDR、Non-Deal Roadshow)、四半期業績発表会で投資家とのコミュニケーションを図っている。4~6月期からは韓国語と英語に分けて実施していた実績発表会を一つにし、国内外の投資家に一貫性のあるメッセージを伝えた。更に、株主や投資家に、より迅速かつ効果的に経営実績を提供するために、2016年1~3月期から暫定実績を公示。暫定実績だけでなく、さまざまな信頼性の高い情報を即時に開示し、株主や投資家の価値判断を助けている。
一方で、ESG(Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス))のIR能力を強化している。企業に対する投資に重要な指標の一つであるESG関連情報をホームページを通じて株主や投資家に忠実に公開している。
韓国IR協議会は、2001年から毎年、効果的なIR活動を通じて、資本市場の健全な発展に寄与した企業を選定している。
(文/コリアコリア編集部、写真/LG電子広報資料より)