ペペロデー前にCM公開、ロッテ製菓

ロッテ製菓は2020年10月20日、ペペロデー(11月11日)を前にCMを通じた広告キャンペーンを展開すると発表した。主なコンセプトは「Say Hello with Pepero」で、コロナ禍で社会的距離を置くことが求められる中でも心の距離は近くにあることを表現する内容となっている。

2020年は、同じ内容のCMをカザフスタン、ロシア、中国、シンガポールなど海外でも同時公開する予定だ。韓国国内と同様のCMを海外で放映するのは1983年のペペロ発売後初めて。背景には、韓国の記念日であるペペロデーが海外でも普及してきていることがある。ペペロデーを世界に広めるためにも海外展開を決めたという。

CMのモデルには、人物モデルではなく老若男女問わず親しめるキャラクターでペペロを擬人化した「ペペロフレンズ」を登場させる。キャラクターは10人でそれぞれの性格とストーリーを盛り込んだ。今後、海外でも「ペペロフレンズ」を積極的に活用していく予定だ。

ペペロは現在、中東や東南アジア、ロシア、米国など世界50ヵ国以上で販売している。ペペロの海外売上高は、2018年の320億ウォンから2019年には350億ウォンまで拡大した。積極的なペペロのグローバルマーケティングを通じて、2020年は400億ウォンまで引き上げる目標を掲げている。

(文/コリアコリア編集部、写真/ロッテ製菓広報資料より)

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