
OBビール(오비맥주)は2020年10月16日、ノンアルコール飲料「カス(Cass)0.0」(缶、355ml)を発売した。ビールの味と香りをそのまま生かすために、オリジナルビールからアルコールのみを抽出する「スマート分離工法」を用いた。ノンアルコールビールだが、ビール固有の味わいをそのまま感じることができるのが特徴という。
カス0.0は、従来のノンアルコール飲料の製造工程である、「発酵工程なし、麦芽エキスにホップと香りを添加する」従来の形態とは異なり、オリジナルビールと同様の原料を使用し、同じ発酵と熟成工程を踏んでいる。最終のろ過段階で「スマート分離工法」により、アルコールのみを抽出して度数を0.05%未満に抑えた。
OBによると、コロナ禍により軽めの飲み会が増える中で、ノンアルコール飲料の需要が高まっていることを着目し、新たなジャンルの商品としてカス0.0を発売した。ユ・ヒムン(유희문 )マーケティング担当副社長は、「アルコールなしで、ビール本来の爽快な味と風味をそのまま感じることができるのが長所。様々な消費者の好みを満足させるために技術革新の努力を続けている」と語った。
(文/コリアコリア編集部、写真/OBビール広報資料より)