ハイト眞露は2020年10月14日、焼酎の眞露ミニパックを発売した。携帯性を強化したコンパクトサイズで、いつでもどこでも簡単に焼酎を楽しむことができるのが特徴。家庭用160㎖サイズで、出荷価格は771.97ウォン。焼酎としては、大型スーパーマーケットで唯一1,000ウォンを下回る商品となる。コロナ禍により、自宅で楽しめる商品と、小容量商品を好む消費者ニーズが高まっていることに着目し、ミニパック焼酎の発売を決めた。
容器は紙パックを採用。紙パックは1989年から一部商品に採用開始。国内酒類業界で初めての試みであったという。携帯しやすく便利な飲酒文化として定着している。マーケティング室のオ・ソンテク(오성택)常務は、「ミニパック焼酎は持ち運びが容易なのが特徴。消費者ニーズに応えて、自宅で飲むだけでなく、キャンプなどでも手軽に楽しむことができるようにした」と説明している。
ハイト眞露は、2019年4月に眞露を、多様化した消費者の味覚とニュートロ(New + Retro)トレンドを反映した商品として新発売した。ブランドの正統性を若い世代に伝えることに重点を置いた。消費者からの評判の高かった1970~80年代のブルートーンのラベルをベースのデザインを刷新。ラベルサイズ、ボトルの形状、瓶の色など、過去のデザインを現代風に再現した。発売から16ヵ月で4億本(360㎖入り)を売り上げるヒット商品となった。
一方、眞露のキャラクターである「ヒキガエル」も可愛いと人気だ。その人気を受けて、様々なグッズや販促物を販売している。
(文/コリアコリア編集部、写真/ハイト眞露広報資料より)