
現代自は2020年9月28日、水素燃料電池車「NEXO」2台と、水素燃料電池バス「エレキシティFCEV」2台をサウジアラビアに向け蔚山港から出荷したと発表した。2019年6月にサウジアラビアの国有石油会社サウジアラムコと、水素燃料電池車の普及に向けた協力で覚書を締結していた。
今回出荷した車両は現地で、試験運行や実証実験などに活用されるという。エレキシティFCEVは、全長10,995×全幅2,490×全高3,420(mm)。航続距離は約430km。産油国で水素燃料電池車が、どのように活用されるか注目が集まっている。現代自は今回の出荷を皮切りに中東市場におけるエコカー普及に積極的に取り組む姿勢を示している。


(文/コリアコリア編集部、写真/現代自動車広報資料より)