起亜自動車は2020年9月26日、北京モーターショーでミニバンの新型カーニバルを初公開した。従来のミニバン特有の典型的なスタイルを脱したスタイリッシュなデザイン性と、プレミアム室内空間を兼ね備えたGUV(Grand Utility Vehicle)と説明。2021年7~12月期に中国市場で販売開始する計画だ。
同モーターショーでは、2020年9月初に販売開始した中国型新型K5も展示した。起亜の旗艦セダンで、中国のZ世代に良い反応を得ているという。 スポーティーな外観デザインに、従来のモデルよりも横幅を広げたタイガーノーズ(Tiger Nose)グリルと心拍数(Heart Beat)を連想させるヘッドランプを採用したことなどが特徴。車室は立体的なデザインのディスプレイと12.3インチ大画面のインパネを採用した。第3世代の新型プラットフォーム(i-GMP)を採用し、軽量化を図っている。
現代・起亜自動車の中国技術研究所所長は、「中国の若い世代をターゲットに商品開発を手掛けてきた。市場トレンドを反映させた車を積極的に投入し新たな需要確保を推し進める」と話している。
(文/コリアコリア編集部、写真/起亜自動車広報資料より)