中長期戦略とビジョン発表、起亜が北京モーターショーで

起亜自動車は2020年9月26日、中国・北京国際展覧センター(CIEC)で開幕した2020北京国際モーターショー(The 16th Beijing International Automotive Exhibition、以下北京モーターショー)で、中国における中長期戦略とビジョンを発表した。中国で新たに展開するブランドの方向性を示すテーマを「Trend setter inspiring young generation(若い世代にインスピレーションを与えるトレンドセッター)」に設定し、市場攻略を図る。

同中長期戦略によると、2025年までに全モデルに電動車を設定する。2030年には電動化モデルの販売比率を30%以上に引き上げる計画を示した。更に、▽量販モデルの育成を通じた市場シェアの拡大▽高級車を毎年市場投入する▽先端運転支援システムとコネクテッド技術の適用拡大――などを通じて競争力強化を図るという。

東風悦達起亜の李鵬総経理(副社長)は、「新たな戦略を軸に、競争の激しい中国市場で事業拡大を図っていく。差別された技術と製品で、中国市場をリードするブランドになるための最善を尽くす」と述べた。

(文/コリアコリア編集部、写真/起亜自動車広報資料より)

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