
現代自は2020年9月16日、全面改良した中型SUVの新型TUCSON(ツーソン)の予約販売を韓国国内で開始した。同時にTV広告5編を公開し、本格的なマーケティング活動を始動。初日だけで予約台数は1万842台と1万台を突破したという。予約販売が初日で1万台を超えたのはSUVモデルとしては初めて。



販売価格は2,435万ウォン(約224万円)。パワートレインは、1.6ℓターボガソリンエンジン/7速DCT、2.0ℓディーゼルエンジン/8速DCTを用意した。燃費はガソリンエンジンが12.5km/ℓ、ディーゼルエンジンが14.8km/ℓ。この他、HEVモデル(1.6ℓターボ、6速AT)も投入。HEVモデルの燃費は16.2km/ℓ。第3世代の新しいプラットフォームを採用し、車室空間を最大限広げた。全長を従来比で150mm伸ばし4,630mmとした。ホイールベースは2,755mm(同+ 85mm)。


安全機能としては、複数の衝突防止自動ブレーキシステム(MCB、Multi Collision Brake)、前方衝突防止補助(FCA、Forward Collision-Avoidance Assist)、車線離脱防止補助(LKA、Lane Keeping Assist)、車線維持補助(LFA、 Lane Following Assist)、ドライバーへの注意警告(DAW、Driver Attention Warning)、ハイビーム補助(HBA、High Beam Assist)を標準装備とした。この他、おプシン設定としては、後側方衝突防止補助(BCAは、Blind-Spot Collision-Avoidance Assist)、安全下車警告(SEW、Safe Exit Warning)、後側方監視(BVM、Blind-Spot View Monitor)、ナビゲーションベースのスマートクルーズコントロール(NSCC 、Navigation-based Smart Cruise Control)、高速道路走行補助(HDA、Highway Driving Assist)、後方交差衝突防止補助(RCCA、Rear Cross-Traffic Collision-Avoidance Assist)、リモートスマートパーキングアシスト(RSPA、Remote Smart Parking Assist)、後席の乗客の通知(ROA、Rear Occupant Alert)など。
現代自の公式SNSチャンネルでは、「歴代最高級のデザイン」、「必ず予約する」といった好評の声が目立っている。
(文/コリアコリア編集部、写真/現代自動車広報資料より)