
ロッテ製菓は2020年9月16日、人気商品のマーガレットに「緑の認証」をパッケージに付けると発表した。農林畜産食品部(日本の農林水産省に相当)と緑の認証事務局から、環境に優しいエタノールと包装材の製造技術で環境有害物質を代替し有害性を低減された点が評価され認証を受けた。
中央研究所包装研究チームとロッテアルミニウムと共同で2019年から技術開発に着手した。約1年の研究期間を経て、2020年7月中旬に緑の認証を取得した。マーガレット以外にも今後、ペペロやモンスェルなどロッテ製菓を代表する商品にも付けていく予定だ。
一方で、ロッテ製菓は最近、ガムの包装紙のインクを半減させる使用低減化処理を施した。デザインの華やかさ以上に環境にやさしい商品を重視する経営戦略の一環。2020年からペペロ、チョコパイ、モンスェルなど主要商品の製品パッケージに有害溶剤の使用低減する取り組みを進めている。これにより年間約405トンのインクと溶剤の使用を減らすことができたという。ガム包装紙のインク半減により、追加で年間340トンの削減効果が期待できるとみている。
(文/コリアコリア編集部、写真/ロッテ製菓広報資料より)