クラウン製菓は2020年8月25日、ウエハウスチョコバーである「キッカーKリーグ版」を発売した。Kリーグを代表する12人の選手の顔をデザインに取り込んだ限定商品で、オリジナルとミニ(オリジナル)、シリアルバー玄米、ミニ(シリアルバー玄米)の4種類を用意した。
同パッケージの発表前に、韓国プロサッカー連盟は、クラウン製菓と2020年の公式スポンサー契約を締結。Kリーグ公式チョコバーとして発売した。菓子メーカーが、Kリーグの後援スポンサーになるのは初めて。従来は、飲料やスポーツ用品などを取り扱うメーカーが主にスポンサーとなっていた。
クラウン製菓はKリーグの公式スポンサー以外に、ユースサッカーチームなどもサポートし、「キッカー」をサッカーを代表する菓子ブランドとして育成する計画だ。クラウン製菓の関係者は、「12番目の選手としてKリーグに参加していく」と話している。
ウエハウスチョコバー「キッカー」は、韓国でKリーグが発足する4年前の1979年に販売開始。サッカーのようにエネルギー消費量が大きいスポーツを楽しむ高校生をターゲットに市場投入した。毎年1,000万個以上販売している。
韓国国内のウエハウスチョコバー市場は、外資のキットカットと二分している。
(文/コリアコリア編集部、写真/クラウン製菓広報資料より)