CJ第一製糖は2020年4月27日、Bibigo(비비고)粥の累計売上高が1,000億ウォンを突破したと発表した。2018年11月の発売後から1年5ヵ月での達成となる。
同社によると、Bibigo粥が、韓国の粥市場拡大に一役買っているという。粥市場は2017年に720億ウォン規模(ニールセンコリア調査)だったが、2019年には1,400億ウォンまで拡大した。Bibigo粥の市場シェアは2019年の34.6%から2020年1~3月期には36.6%まで拡大し、首位(41.6%)に5ポイント差まで迫った。
同社の関係者は、Bibigo粥の成功について、「ブランド力と差別化された味・品質に加え、急速に変化するライフスタイルに合わせた商品投入が成功のカギになった」と説明。徹底した市場分析に基づいた商品開発が背景にあるとも述べた。専門店に行かなくても自宅でおいしく、様々な粥メニューをリーズナブルな価格で手軽に楽しめるのが特長の一つ。特に業界で初めて導入した常温ポーチパッケージと既存商品と同様の味と品質を確保したことが人気を集めたとみている。食文化のトレンドの変化に合わせて、これまでなかった1~2人分の常温ポーチ粥と1人前容器型商品を発売したことも販売を後押ししたという。
Bibigo(비비고)は、CJ第一製糖の食品ブランド。韓国料理固有の伝統に、現代人が求めている価値を加えて新たなライフスタイルを生み出したという。
(文/コリアコリア編集部、写真/CJ第一製糖広報資料より)